先生の遊びは戦略的

これは私が幼稚園に勤務していた頃のお話です。
梅雨時の園での遊びについてご紹介します。

雨で外で遊べない日が続くと、増えるのが
つまらない理由での喧嘩、いざこざ。
廊下やテラスでの小さな怪我。

何かで発散させるか、何かにじっくり取り組ませるか・・・
保育士の腕のみせどころです。

 
まずは発散系。
狭い場所でも可能な振り付けの曲をかけて、踊りに誘導したり
巧技台などで室内に簡単なアスレチックを設置してみたり
先生の体力に自信があれば、
抱き上げたりおぶったり ぐるぐるまわしたり。
身体を使った遊びはどの年齢の子にも人気です。


取り組ませ系は 
少々の遊び心と 演出が必要です。
割り箸の先に糸を結んだものを
ひとつだけわざと保育室においておきます。
朝登園してきた子供たちが見つけて
「これなあに?」
「釣りみたい」
「そうだ、魚つりごっこしよう!」
「先生、割り箸もっとないの?」
「お魚作るから紙もちょうだい」
と盛り上がればしめたもの。
もちろん、割り箸も画用紙も言われたらすぐに出せるように 
準備して隠してあります。
遊びが発展したときのために、磁石とクリップとか、
池にする大きな模造紙も在庫チェック済み。



色画用紙と紙皿でお子様ランチを作って 
保育室にそっと置いておいたらどうなるかしら。
レストランごっこ?それともおままごと?
何を準備しましょうか。
メニューを書けるような紙とか、テーブルクロスとか・・・
子供たち、なにが欲しいと言ってくるかしら。
仕掛けをつくりながら ワクワクします。


保育士が「今日は○○して遊びましょうよ!」と先導するより、
子供たちが「自分で思いついて始めたんだ!」ということにしたほうが
みんな、数倍楽しいはず。

雨の日は空間も限られるので、活動に集中しやすいし
友達との物理的距離も縮まるので、
子供たち同士の新しい出逢いも期待できます。


雨の日は
自分で作った工作の作品や、新しい友達と遊んだ話が
おうちの方へのお土産になりますね。




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あさくらゆかり

プロフィール

あさくらゆかり

Author:あさくらゆかり
幼稚園教諭・保育士
小学校特別支援員を経て
2007年より心理カウンセラーとして活動。
(株)kikiwellが運営する 
キキウェルメンタルヘルスサービスに所属。
電話カウンセリング8,000件
メールカウンセリング3,000件の実績。
マスコミ出演多数。
もっと詳しいプロフィールはこちら
http://kikiwell.com/staff/a_01.html
(キキウェルメンタルヘルスサービスのHPにジャンプします)

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