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友達との関わり方(4歳児)

4歳児の友達関係の特徴と
成長過程についてお話しします。

参考として一般的な保育の現場での
年間保育計画目標をご紹介いたします。
ここでは「友達との関わり」についてだけ
抜粋してお話いたします。
子供たちの園の生活を想像しながらお読みくださいね。


◆4~5月
喜んで登園し、園生活に慣れる。
園の決まりや約束事を知り、守ろうとする。
簡単なルールの鬼ごっこを楽しむ。
グループ決めをして、仲間意識を育む。


家庭という安全な場所から、社会という少々厳しい場所、
幼稚園や保育園に慣れましょう、ということですね。

決まりや約束事を理解し、守ろうとする意識が出てくる頃です。
ただし、個人差が大きいので、数人で遊ぶ時には
たいていトラブルが起こります。それこそが4歳児です。
この記事をお読みのお母様方も、4歳児はそういうもの、と
あきらめた方が良いと思います。


◆6~8月
友達同士励まし合ったり教え合ったりする。
集団遊びを楽しむ。
グループ内で当番活動をする。


このころ「友達と教え合う」という項目が出てきます。
友達の存在を意識し始める、ということですが、
ここはそんなにキレイなことばかりではないのが現実。
「励まし合う」といえば聞こえは良いですが・・・
友達と自分を客観的に比べて、喜んだり悲しんだり
羨んだり嫉妬したり・・・と
なかなか複雑なのが4歳児です。
ですから、4歳児は、憧れの友達のことを
「好き」であったり「嫌い」であったりするのです。
(4歳児に限らず・・大人もそういうこと、ありませんか?)
そういう意味で精神的なバランスがとりにくく、
大人のフォローが必要な年齢であると私は思います。

◆9~12月
友達と励まし合いながら、運動会などの課題をやりきる。
鬼ごっこを楽しむ。
友達と話し合ったり協力しあっていろいろな行事に参加する。


「課題をやりきる」「協力しあう」
だんだん難しくなってきましたね。


◆1~3月
自制心を身につけ、自分をコントロールできるようになる。
集団遊びが楽しくできる。
グループ当番活動がしっかりできるようになる。


ああ、本当に難しい・・
「自分をコントロールできるようになる」
これは、気が向かないこと、嫌なことも
我慢してやる、ということにもつながってきますね。

そして「集団遊びを楽しむ」
ただ遊ぶだけでなく。楽しむ、までが目標です。

集団遊びの中で、ズルをして責められたり、負けて悔し泣きしたり・・
「もう俺やんない!」と怒って抜けても、
友達が楽しそうに参加している姿を見て
「やっぱり入れて・・」などど戻ってくるのが4歳児です。

あなたのお子さんが、みんなと上手に遊べなくても
すぐに口出ししたりせずに、少し見守ってあげて下さいね。
ここで大人が無理に参加させたり、反対に
「ほら、○○ちゃんも仲間に入れてあげなさい!!」などどせかすのは
無意味なことです。
とりあえず仲間はずれを作らないことで安心したいのは
大人だけですから。

4歳児は友達と集団遊びができなくて当然です。
「人間関係練習期間」なのですもの。




キキウェルメンタルヘルスサービス
子育て育児電話悩み相談室
スマイルルーム室長
あさくらゆかり




プロフィール

あさくらゆかり

Author:あさくらゆかり
幼稚園教諭・保育士
小学校特別支援員を経て
2007年より心理カウンセラーとして活動。
(株)kikiwellが運営する 
キキウェルメンタルヘルスサービスに所属。
電話カウンセリング8,000件
メールカウンセリング3,000件の実績。
マスコミ出演多数。
もっと詳しいプロフィールはこちら
http://kikiwell.com/staff/a_01.html
(キキウェルメンタルヘルスサービスのHPにジャンプします)

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