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子供の不安障害

■児童の不安障害は以下の七つに分類されます。

①全般性(過剰)不安障害
②社会恐怖
③分離不安障害
④パニック障害
⑤特定の恐怖症
⑥強迫性障害
⑦外傷後ストレス障害(PTSD)


■子供の不安障害の症状

成人と異なり、子供の場合、自分の心の問題について、
自分から訴えることは少ないです。
たいていは、保護者または教師がその子の問題について
スクールカウンセラーや医師に相談し
専門機関を受診して発覚することが多いものです。

しかし、現実は周囲の大人が「不安障害である」ということに
気が付かない場合がほとんどかもしれません。

「グループ活動に参加できない」「教室にいられない」
「ささいなことをとても気にしている」「極度の恥ずかしがりや」
「異常なほどの完璧主義」「緊張のため確認行動が頻繁である」

そんなお子さんには、まず、
「不安を感じること自体は異常なことではない」と伝えてあげましょう。

ただ
①不安が過度に脅威であること
②長い間 通常の楽しい生活が送れなくなっていること

このような場合はなんらかの対処や対策が必要となります。


■不安障害の治療の目的

子供の不安障害の治療の目的は、
「不安をすべてなくすこと」ではありません。
「不安をコントロールし、通常の生活を送ること」
が治療目的となります。


■子供の不安の反応

主に以下の三種類に分類されます。

①心理的反応  心配だ、不安だ、という情緒的な変化
②行動的反応  「犬がこわい」→「犬のいる家を避ける」など実際の行動
③身体的反応  発汗・心拍数増加・浅い呼吸・胃の痛みなど


■子供の不安障害に対する治療法

大きくわけて心理療法と薬物療法が挙げられます。
しかし、子供の不安障害に対する薬物療法で効果が証明されているのは
強迫性障害のみであり、そのほかでは証明されていません。

一方、子供の不安に関連する問題の治療には
認知行動療法の問題解決技法が有効であることがわかっています。
以下に具体的に記します。


■子供への問題解決技法(カッコ内は成人に対する場合)

①問題は何かな?(問題同定)
②できることはすべてあげてみよう(解決策を出す)
③それをしたらどうなるかな(各解決策の検討)
④どれがいいか選んでみよう(解決策の採用決定)
⑤実際にやってみよう(実行)
⑥やってみて、どうだった?(評価)


生きてゆくのに、不安はあってあたりまえ。
不安を感じているあなたは、決しておかしくないのよ。

そんなふうに寄り添い、手を握ってあげてくださいね。


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あさくらゆかり

プロフィール

あさくらゆかり

Author:あさくらゆかり
幼稚園教諭・保育士
小学校特別支援員を経て
2007年より心理カウンセラーとして活動。
(株)kikiwellが運営する 
キキウェルメンタルヘルスサービスに所属。
電話カウンセリング8,000件
メールカウンセリング3,000件の実績。
マスコミ出演多数。
もっと詳しいプロフィールはこちら
http://kikiwell.com/staff/a_01.html
(キキウェルメンタルヘルスサービスのHPにジャンプします)

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