反抗期を乗り切る③

食べることを極端に拒否する「思春期やせ症」の少女が語った夢は…。
「私が死んだ後、お墓の前で両親が涙を流しながら仲直りをすること」

慶応大学病院の渡辺久子医師(児童精神科)は、
こんな子どもたちを何人も診てきた。
思春期の子どもは、社会的な関係性に敏感だ。
「両親の仲が悪いと、子どもが問題を起こして
仲直りさせようとすることがよくある」と警告する。

「女の子は、お母さんの瞳の向こうにお父さんがいる。
男の子はお父さんの瞳の向こうにお母さんがいる。
そんな『父母連合』が望ましい」

渡辺医師によると、人間の脳が発達する時期は、
胎児期、0~4歳、思春期の3回ある。

特に10歳ごろは、性ホルモンが大量に分泌されるようになる時期で、
脳の成長も著しい。
渡辺医師は、10歳を「大人の0歳」と呼んでいる。
12歳なら、「大人の2歳」ということだ。

「思春期は、大人の赤ちゃん。
親にベタベタしたり批判したりして依存と自立を繰り返し、
だんだん大人になっていく」

乳児期に「甘えた」という身体記憶が足りなかった場合、
拒食や過食などの心身症、不登校、家庭内暴力、非行などが表れやすい。

そんなときは、同性の親が抱きしめたりスキンシップをしたりする
「育てなおし」が有効だ。

揺れる子どもに、「大丈夫だよ」という安定したイメージを与え、
親子関係を結び直す。
「親自身も思春期の親として生まれ出づる苦しみを味わうでしょう。
それでも、受けて立つしかない」

そのためにも、父親が一枚岩になることが重要だ。
「子どもの社会化」という面では父親の役割が大きいこともある。
母子家庭なら、分かれた父親に会わせたり、
父親像を提供してくれる大人の男性を見つけて、
サポートしてもらったりするといい。

ただ、父母が一枚岩になって、厳しく抑圧するのは禁物。

子どもが、安心して反抗できなくなるからだ。
「反抗期に自分を出し切れない子が増えている」と
渡辺医師は心配している。


父母のかかわり方は?

①「育てなおす」こともできる
②夫婦仲良くする
③子にののしられ親も成熟

<朝日新聞 あなたの安心より>


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佐々木ゆい

プロフィール

あさくらゆかり

Author:あさくらゆかり
幼稚園教諭・保育士
小学校特別支援員を経て
2007年より心理カウンセラーとして活動。
(株)kikiwellが運営する 
キキウェルメンタルヘルスサービスに所属。
電話カウンセリング8,000件
メールカウンセリング3,000件の実績。
マスコミ出演多数。
もっと詳しいプロフィールはこちら
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(キキウェルメンタルヘルスサービスのHPにジャンプします)

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